公園の炊き出しに並ぶ高齢者が急増中… 年金と生活保護「W受給者」の高齢男性は「40代の頃の決断に後悔しています」
11月8日の土曜日、木枯らしの吹く肌寒い週末、東京都豊島区にある東池袋中央公園では、550人分の食料をビニール袋に詰め込む作業が行われていた。この公園で月2回、定期的に開かれる生活困窮者への食料配給、いわゆる「炊き出し」の準備であるが、スタッフの男性はある“異変”を口にする。「この半年間でご高齢の方がかなり増えた」というのだ。
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※本稿は「週刊新潮」2025年11月20日号掲載【「生活保護」申請増加で年金生活者がバカを見る】の一部を抜粋/編集したものです。...

