「奥さんとは別の元フジ社員と同居」 “セクハラ飲み会”の東海テレビ会長にさらなるスキャンダルが発覚 直撃に本人は「答えな~い」
本人は「今でいうセクハラだよね」
さて、小島会長は数々の疑惑にどう答えるか。週末の夜、タクシーに乗って一人で帰宅したところを直撃した。
――「名古屋の日枝」などと呼ばれていますが?
「そりゃ、素晴らしいね」
――日枝さんをよく接待していた?
「接待なんかしてないよ」
――数年前、派遣社員に対してセクハラと疑われる言動を取りましたか?
「あんまり記憶にないね」
――(写真を見せ)これは小島さんですよね?
「これは俺だね、うん」
――認めるのですか?
「もしそうだったら、そうだけどね。そりゃ、申し訳なかったですね。もう一回(写真を)見せて。(しばらく見つめた後)うん、20年以上前だね」
――もっと最近です。仮に20年以上前だとして、セクハラは認めますか?
「(女性が)そういうふうに感じたら、今でいうセクハラだよね。その時はそういう認識がなかったからね」
「じゃあ、俺も答えなーい」
――花井さんとの関係についてお聞きしたい。一緒に住んでいますよね?
「ああ、ああ、なるほど」
――関係は10年以上になると聞いています。「ああ、そう?」
――小島さんは妻帯者のはずですが?
「いいえ、離婚してる」
――いつ離婚されました?
「いつは……あんまり言う必要はないと思う」
――このマンションは彼女のために借り上げている?
「それ、誰が言ったの?」
――証言者の名前は教えられません。
「じゃあ、俺も答えなーい」
そう言って、エントランスの奥へと消えていった。
東海テレビにも尋ねたが、小島会長の女子アナ接待動員やセクハラについて、
「(そういった)事実は確認しておりません」(経営戦略局コーポレートブランディング部)
同居女性との関係を問うと、
「会社としてお答えする立場にございません」(同)
と回答した。同社関係者がこう嘆息する。
「社員なら誰しも、小島さんの酒席や女性関係にまつわるよくない風評の一つや二つは耳にしています。でも“昭和のテレビマン”の感覚を正そうとしない姿に幻滅し、皆がサジを投げている状況なのです。今年5月に発表した25年3月期決算の場で明らかにしたように、一連のフジ問題で広告収入が数億円減少し、その影響はいまも尾を引いている。社として正念場を迎えているのに、トップがこの体たらくでは……」
東海テレビは改めて、小島会長を調査すべきではないか。
前編【「妊娠中の女性社員のおなかに頬を寄せ、“俺の子か?”」 東海テレビ会長のセクハラ飲み会を出席者が告発 「20代の社員に無理やりキスさせた」】では、小島会長が女子アナを接待要員として飲み会に動員した問題や、別の飲み会で小島会長が既婚女性社員にセクハラをしていた問題について報じている。








