「紀子さまは職員のことを“ツール”と捉えておられる」 続く苛烈な“ご指導”…皇嗣職トップの“退任説”のウラ側

国内 社会

  • ブックマーク

「直前になって変更」

 そんな“関係”を如実に物語る出来事が、つい先頃起きていたという。皇嗣職関係者が続ける。

「悠仁さまのご成年に伴う行事を締めくくる『昼食会』が、秋篠宮ご夫妻の主催により9月10日、東京・明治記念館で催されました。三権の長や筑波大の学長など30人以上が招待され、和やかに進んだのですが……」

 招待客には事前に、宮家からご案内の書状が送られていたといい、

「その招待状は、本来であれば皇嗣職トップの吉田さんが差出人となるはずが、実際には御用掛の長嶺安政さん(71・元最高裁判事)の名で送付されていたのです。もともとは吉田さんの名で事務方が準備していたのですが、直前になって秋篠宮ご夫妻から長嶺さんの名にするようご意向が示され、変更されたのです。異変に気付いた職員が、吉田さんを気遣って『これで大丈夫なのですか?』と声をかけたところ、自身に関することでもあり、言い出しにくそうな様子だったといいます」(同)

 あらためて宮内庁に、招待状が長嶺氏の名で送付されたかどうか尋ねたところ、

「事実です」(報道室)

 あっさり認めながらも、

「各種行事の招待状の内容については、差出人の名義を含め特段の決まりはなく、皇嗣職として、行事の内容などを踏まえて決めているものです」

 と回答した。

「(退任説は)出ているみたいですね」

 当の吉田氏は、週刊新潮の直撃取材に対し、こう答えた。

「(宮内庁報道室が)ご回答差し上げた通りです。(退任説は)出ているみたいですね。いろいろとお書きになるのは、自由ですから」

 果たして、「溝」は修復されるのか。

 11月13日発売の「週刊新潮」では、「吉田大夫問題」、さらに紀子さまと仕える職員たちとの“不協和音”を含め、直近の「秋篠宮家の内情」を特集する。

週刊新潮 2025年11月20日号掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

あなたの情報がスクープに!

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。