「不甲斐ない成績に終われば、MLBには見向きもされず…」 佐々木麟太郎“ソフトバンク入り”の勝算

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物足りない結果

 今年のドラフト最大のサプライズは「佐々木麟太郎」だった。米スタンフォード大の2年生が1位指名を受けたのだ。それも、ソフトバンク(SB)とDeNAの2球団からである。抽選でSBが交渉権を得た。

 佐々木は、来年2月から6月まで行われる2年次シーズンを同大でプレーするとしている。7月にはMLBドラフトがある。SBの交渉権は7月末まで。MLBでも指名されれば、SBと競合する。

 しかし、高校卒業時にプロ志望届を提出せず、つまり日本球界を一顧だにせず渡米した彼が、翻意してSBに入団するものだろうか。...

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