1万冊の蔵書を“廃棄”が話題に…愛書家が大事に保管してきた「珍しい本」が実は“高く売れない”納得の理由
作家の荒俣宏氏が、終活の一環として約2万冊あった蔵書を手放し、約500冊まで減らしたというニュースが「現代ビジネス」で報じられた。約1万冊は荒俣氏が関わっている「角川武蔵野ミュージアム」に寄贈したり、海外の古書業者に売却したりできたが、残る約1万冊は引き取り先が見つからずに“廃棄処分”したという。
このニュースがXで盛り上がったのは、読書家にとって他人事ではなかったためである。荒俣氏は家族のために本を手放したというが、ネットでは「もったいない」「どうにかならなかったのか」と悲痛な声が上がった。...

