「もう一度作り上げることが使命」 沖縄「首里城正殿」復元の最終段階は目前…焼失した6年前に決意を語っていた関係者たちの今
早くも語られていた“復活への決意”
第1回【沖縄「首里城正殿」復元は間もなく最終段階へ 6年前の全焼直後、関係者が明かした「とてつもない喪失感」と「復活への決意」を振り返る】を読む
10月初旬、「令和の再建」が行われている首里城で、正殿の素屋根(仮説の屋根)が撤去された。全焼した2019年10月31日の火災から6年、鮮やかな赤の外観はすでに完成しており、来年秋には工事が完了する予定だ。
首里城の歴史は火災と復元の歴史でもある。琉球王朝時代に3度燃え、1928(昭和3年)からの「昭和の大修理」を経て、戦時中の沖縄戦で焼失。...
