「一度は5000万円取り戻した」 ついに初公判「山上徹也被告」 「旧統一教会」との金銭トラブルと“凄絶ネグレクト”
10月28日、安倍晋三元総理を殺害した容疑で起訴された山上徹也被告(45)の公判がスタートする。公判で焦点となるのは、量刑に、彼が抱えた「家庭の問題」がどの程度反映されるか、という点だ。山上被告の母は旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の信仰に傾倒し、多額の献金を行って一家は崩壊した。被告本人も警察の取り調べに「教団へ恨みがあった。安倍元総理が教団とつながりがあると思って狙った」と述べている。弁護側は山上被告の母や親族、宗教学者などを証人に出廷させ、家庭環境が事件に与えた影響の大きさを強調し、判決への“考慮”を求める見通しだ。...

