監禁少女が残した「ペンダント」は救済か呪いか 男たちに“痛みの報い”をもたらしたのち、持ち主が選んだ結末は【川奈まり子の百物語】

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【前後編の後編/前編を読む】 アパートの一室に囚われた10代少女 “監禁仲間”から去り際に託された「お守り」に入っていた驚愕のモノ

 これまでに6,000件以上の怪異体験談を蒐集し、語り部としても活動する川奈まり子が世にも不思議な一話をルポルタージュ。

 著者・川奈まり子が“意外に身近”だと感じる「監禁事件」。相談者・ミミさん(仮名)の口から語られたのは、10代の頃、20代の男にアパートの1室に監禁された過去だった。そこで出会ったもう一人の少女・A子は数日で男に連れ去られていったが、去り際、ミミさんは彼女から「お守りになる」というロケットペンダントを託される。...

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