山中では「頭と胴体が離れた遺体」、温泉旅館には「血痕とメガネ」が残され…専門家は「人とクマの距離が異常に近づいている」ことを問題視

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 第1回【「ツキノワグマ」は“喰うために”次々と人を襲ったのか…専門家は「過去の常識では考えられない異常事態」の可能性を指摘】からの続き──。10月17日、岩手県北上市の温泉旅館からツキノワグマに連れ去られた可能性が指摘されていた男性従業員の遺体が発見された。(全3回の第2回)

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 男性従業員は温泉旅館の露天風呂を掃除していたところ、ツキノワグマに襲われたと見られている。翌17日に遺体が発見されたが、その際に近くにいたクマが駆除された。...

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