“泣きのアキラ”は健在… ホテル密会・小川市長、市民対話会は茶番だった 「支援者が集まった決起集会のようだった」

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“泣きのアキラ”も健在

 密会相手の元秘書課長が否定した、苦境に立つとすぐに涙を浮かべる“泣きのアキラ”も健在で、

「ある女性が市長への熱過ぎる思いを語っている間に、市長の目は真っ赤になって潤んでいましたよ」(前出の参加者)

 肝心の進退については、

「“まずしっかり仕事をしてお返しをする”“2年半後の選挙でみなさんに判断してもらう”“進退についてはそう遠くないうちに結論を出して前に進む”と言っていた。明言こそしないものの、あくまで続投に前向きの様子でした」(同)

 そして、この参加者は会をこう総括する。

「集会の前日まで行われていた“前橋まつり”に、市長としては異例の欠席をするなど、現実に市政の停滞を招いている点への反省がまるでありませんでした。市のイメージ低下に触れるやりとりもなく、なぜか会全体が“続投ありき”で進んでいて、著しく公平性を欠いているように感じられました」

 別の参加者も不満気だ。

「私は後援会に所属しているけれども、今日の会は対話というより、支援者ばかりが集まった選挙の決起集会のような感じがしました。政策的には応援しているからこそ、こういう会では自己満足するだけじゃないかと心配になる。小川さんの発言に時折拍手が起こっていたけど、どうもスッキリしなかったですね」

 こんな茶番を演じている間に、市議会では共産党に次いで辞職勧告決議案を準備する会派もある。最後に泣きを見るのは一体……。

前編【小川市長のホテル密会、お相手の文書に「ラブレターかよ」 地元中学生も「気持ち悪い」「小川晶なんて賞状いらねえ」】では、小川市長に対する市議会議員や地元中学生からの辛辣な声について報じている。

週刊新潮 2025年10月23日号掲載

特集「呆れた茶番劇! ホテル密会『小川前橋市長』の非公開“市民対話会”を実況中継」より

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