紀子さまは「家庭円満ぶりをアピールしようと躍起に」 “折り合いがよろしくない”とされる佳子さまとご旅行へ

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“不仲”の印象を打ち消したい

 それでも、先の宮内庁関係者が明かすには、

「陛下や皇族方は、ご自身で『ここへ行きたい』といったご希望を仰ることができません。ご公務の“選り好み”とも捉えられかねないからです。通常は側近らがご意向をくみ、先方に内々に伝えた上で、形式的には願い出があったような形に整えるのです。今回のご視察についても、紀子さまたってのご希望だったと伺っています」

 宮内庁OBで皇室解説者の山下晋司氏は、

「悠仁親王殿下のご成長を思えば、秋篠宮家に対する世間の悪い印象に紀子妃殿下が心を痛めておられるのは理解できます。“ご一家は不仲である”といった印象なども打ち消したいと願われていることでしょう」

 としながら、

「ただし、そのお気持ちに佳子内親王殿下がお応えにならなければ、ご一緒のお出ましは実現しません。母に寄り添うことで、一家のマイナスイメージが少しでも軽減できるなら――いずれ皇室を離れる身である佳子内親王殿下も30歳となられ、こういった心境の変化が母娘でのお出ましとして表れているのだと思います」

“イメージ向上”の成否は、佳子さまのご心境いかんだというのだ。

週刊新潮 2025年10月2日号掲載

ワイド特集「千両役者」より

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