時代遅れの「ゲパルト自走対空砲」がウクライナ戦線で大活躍の真相…最新兵器が最大の成果をもたらすとは限らない「戦艦大和」の教訓
第1回【ウクライナの戦場で「ドイツ製のハイテク兵器」が使いモノにならない理由…最前線で酷評された最新兵器の“意外な欠点”とは】からの続き──。ウクライナの首都キーウにあるドイツ大使館の次席武官は今年1月、「ドイツの最新兵器は戦争に適合していない」と講演した。この衝撃的な“暴露”は、全世界の軍事関係者に鋭い問いを投げかけたと言える。(全2回の第2回)
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武官は1月30日、ドイツ陸軍の下士官学校で講演を行った。そして約200人の聴衆を前にドイツが製造し、ウクライナに供与されている8つの最新兵器が「戦争に適合していない」と率直な口調で批判した。...

