“コールドスリープ”を発表の「Perfume」、デビュー時の初々しすぎるミニスカ姿…観客もまばらだった20年前の秋葉原「路上パフォーマンス」
Perfumeが年内をもって「活動休止=コールドスリープ」に入ると発表し、芸能メディアが速報を打ったのは9月21日のことだった。ちなみに、この日はメジャーデビュー20周年という記念すべき節目でもあった。23日には休止前最後となるライブを東京ドームで開催。駆け付けたファンは何と4万5000人に達した。
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2005年9月21日がPerfumeの「メジャーデビュー」と位置づけられているのは、この日にシングル「リニアモーターガール」が徳間ジャパンコミュニケーションズから発売されたからだ。
その約1カ月前、週刊新潮の2005年の8月4日号はグラビアページに「アキバを冷やせ!」というタイトルの記事を掲載した。
これは「打ち水大作戦」の関連イベントを報じたものだ。「打ち水大作戦」は2003年から毎年開催されているので、ご存知の方もいるだろう。
地球温暖化を生活レベルから見直し、気温が25度以上になったら打ち水をしようという啓発活動だ。真面目な内容だけあり、国土交通省や環境省が後援している。
2005年当時、秋葉原ではメイド喫茶が大人気で、一種の社会現象になっていた。そして7月24日、「打ち水っ娘大集合!」とのイベントが秋葉原で開催されたのだ。写真を撮影した週刊新潮のカメラマンが言う。
「秋葉原という土地柄に注目し、メイドや巫女のコスプレに身を包んだ女性が打ち水を行うというイベントだったのです。狙いは当たり、多くの観客が詰めかけてイベントは大成功でした。その様子を撮影し、2ページの記事に写真が掲載されました。そして実は、この『打ち水大作戦!2005』に連動した楽曲『アキハバラブ』をPerfumeの3人が歌っていたのです」
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