まるでドカベンの“秘打”だ…常識ではあり得ないまさかの“珍打球”に球場が騒然となった!
9月7日にNPB史上最短のリーグ優勝を決めた阪神。優勝マジックを「7」にした8月31日の巨人戦では、4対3と逆転直後の7回2死三塁、佐藤輝明の右翼ポール右へのファウル打球が浜風に押し戻されて5点目のタイムリーエンタイトル二塁打となり、ぶっちぎりでV街道を驀進したチームの勢いを象徴していた。そして、過去の熱戦でも、チームの勝利を呼んだ“珍打球”が1度ならず見られている。【久保田龍雄/ライター】
ファウルと思われた大飛球が、スライスして決勝本塁打になる珍事が起きたのが、1995年4月26日のヤクルト対横浜だ。...

