「国宝」吉沢亮×横浜流星は「フォーゼ」で初タッグ…出世に“法則”?平成・令和「仮面ライダー俳優」トリビア

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「仮面ライダーゼッツ」が9月7日から放送がスタート。仮面ライダー史上初の“胸に巻くタイプの変身ベルト”や「I‘m on it!」という初の英語での決め台詞も話題だが、主人公・万津莫(よろず・ばく)役を俳優・今井竜太郎(20)が演じることも注目された。

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 今井といえば、「FINE BOYS」の現役モデルでABEMAの恋愛リアリティ番組「花束とオオカミちゃんには騙されない(以下、「花束オオカミ」)」で一躍その名が知られることとなった。

「2023年の花束オオカミの中で、今井さんは女優・中川紅葉とカップル成立。“りゅうくれ”と呼ばれる両想いベアになっていました。そもそもは2021年のFINEBOYS専属モデルオーディションでセミファイナリスト&太田プロダクション特別賞を受賞した彼。ミスターコンテストから恋愛リアリティ―番組に、そこからライダーに抜擢される流れがイマドキなのかもしれません。これは『仮面ライダーゼロワン』の高橋文哉さん(24)と同じコースを歩んでいるようですね」

 とは、アイドル誌・女性週刊誌で長年執筆、平成~令和のライダー俳優事情に詳しい芸能ライター・津田春子さん。高橋文哉は2017年の「男子高生ミスターコンテスト」でグランプリを受賞後、今井と同じくABEMAのオリジナル恋愛リアリティ番組に出演。2019年からの「ゼロワン」で主人公・飛電或人(ひでん・あると)役に抜擢された。主役ライダー俳優として初の21世紀生まれでもある。

「高橋さんは現在、『あんぱん』主人公の夫・柳井嵩の親友“健ちゃん”こと辛島健太郎役を演じて、人気を集めています。仮面ライダーから朝ドラに出演してブレイクするコースは綾野剛さん(43)、菅田将暉さん(32)、磯村優斗さん(32)や赤楚衛二さん(32)らと同じ。ゼッツを演じる今井さんも、いつか朝ドラで顔を見る日がくるかもしれませんね」(津田さん、以下同)

 綾野は2003年の「555」から「カーネーション」(2012年)に、菅田は2009年に15歳の最年少ライダーを務めた「W」から「ごちそうさん」(2013年)に、磯村は「ゴースト」(2015年)から「ひよっこ」(2017年)に、2017年の「ビルド」の赤楚は2022年の「舞い上がれ!」にそれぞれ出演し、人気を不動のものにしている。

“ミスターコン→恋リア→ライダー→朝ドラ”のような“ライダーあるある”や意外な小ネタ、感動話…2000年代の人気ライダートリビアを、津田さんから教えてもらった。

平成初代「クウガ」オダジョーが「1号」藤原弘、とCMで共演

「イケメン俳優の登竜門的存在となった“平成仮面ライダー”。その歴史は2000年から始まっています。昭和の仮面ライダーシリーズは1988年(初回放送分)に終了。10年4か月ぶりの仮面ライダークウガ・五代雄介をオダギリジョーが演じました。オーディション時に“変身ポーズ”を求められて拒否したというエピソードは有名です。2023年、オダギリさんがイメージキャラクターを務める『AirPay』のCMで、“昭和”仮面ライダー初代“1号”藤岡弘、さんと共演。歴代ライダーの数である“35人のOB会”を企画するという粋な内容に、仮面ライダーファンは大いにしびれたようですよ」

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