“ドラフト超目玉”創価大・立石正広は阪神・佐藤輝明に匹敵するスラッガー 競合球団は過去最多となる可能性も浮上!

スポーツ 野球

  • ブックマーク

どこが引き当てるか

 パ・リーグ球団のスカウトが、今年のドラフト戦線を解説する。

「毎年、評価が高い選手は、いわゆる“即戦力投手”か、将来はチームの4番を担えるホームランバッターです。実際にははそのような選手はなかなか出てこないですけど……。今年は、野手では立石が完全に抜けている一方で、投手はかなり評価が分かれています。少なくとも(去年の)金丸のような選手はいません。最近は、即戦力と期待される投手が指名され、プロ入り後間もなくトミー・ジョン手術で長期離脱するケースが目立ちます。事実、今年の大学4年生には故障を抱える投手が多いです。そうなると、球団側としては、投手の1位指名には慎重にならざるを得ない球団は増えてくるかもしれません」

 過去のドラフト会議を振り返ると、即戦力投手とスラッガーに人気が集まりやすい。1989年の野茂英雄(新日鉄堺→近鉄)と1990年の小池秀郎(亜細亜大→ロッテ入団拒否)が8球団が競合し、1995年の福留孝介(PL学園→近鉄入団拒否)と2017年の清宮幸太郎(早稲田実→日本ハム)の7球団が競合している。

 今年の状況を考えると、立石が彼らに匹敵するほどの人気を集める可能性も浮上している。果たして、この逸材を巡って、何球団が競合するのか、そしてどこが引き当てるのだろうか。

西尾典文(にしお・のりふみ)
野球ライター。愛知県出身。1979年生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行う。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。