「ニンバス」に感染するとどうなるか…30代男性の「新型コロナの新変異株」体験記 全快までかかった日数は?
4日間続いた発熱、全快まで約1週間
病院に行った20日の午後からは鼻づまりの症状も見られ、発熱は22日(金)の夜まで長引いたとのこと。
「熱は22日の夜にはようやく収まったのですが、喉の痛みや咳、鼻づまりは23日の土曜日頃まで続いて、症状もけっこう強かったですね。インフルエンザほどのつらさではないのですが、普通の風邪の時よりかはしんどかったですね。翌週の月曜日からまた出社できるようになりましたが、結局ほとんど丸々1週間を潰してしまうことになりました」(同)
感染の広がる地域の臨床現場からは、ニンバスと診断された人のうち、激しい喉の痛みを訴える人は全体の10%くらいで、ちょっとだけ喉が痛いという人が約30%。喉の症状がなく発熱、頭痛、倦怠感などの症状の人は約30%、ほとんど症状の出ない人が約30%、との証言もある。
Aさんの場合は「ちょっとだけ喉が痛い」のタイプに分類されるのだろうが、ご本人の感想通り、症状は風邪よりも強い印象だ。
間もなく関東でも流行が予想される「ニンバス」。必要以上に恐れることなく、予防を心掛けたいところだ。
〈【間もなく関東でも流行か…読んで備える新型コロナの新変異株「ニンバス」の全て なぜ沖縄から広がる? 激しい痛みは本当? 飲むべき薬は?】では、感染が沖縄や九州など南西から広がっている理由や、感染した際の処方薬の選択肢、ワクチンの効果など、医師や専門家に取材してわかった感染前に知っておくべきニンバスの特徴を5000文字にわたって詳報している〉
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