二宮主演「8番出口」大ヒット、メンバー3人が夏ドラマ主演の「嵐まつり」 来春ラストツアーを前にソロ活動で“貫禄”を見せつける嵐の現在地
3人が同クールで被る
松本は放送中のTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」に主演、相葉はテレビ朝日系の「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」にトリプル主演の1人として主演。そして、櫻井は日本テレビ系の「占拠シリーズ」第3弾となる「放送局占拠」で主演を務め、同じクールに3人の主演ドラマが被ることもあり、放送前から3人の主演ドラマの“視聴率バトル”が話題になっていた。
「初回放送の平均世帯視聴率は、松本さんのドラマが11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で今期のドラマではダントツのトップ。第2話は11.6%に伸びましたが、以後、徐々にダウンし8月31日放送の第7話は7.9%。最終回に向け、盛り返すと思われます。相葉さんのドラマは、初回は9.7%で、第2話以降は8%台が続き、3日放送の最終回は8.7%。気付いたら松本さんのドラマを抜いていました。7日放送の松本さんの最終回の数字が注目されます。櫻井さんは、現時点では初回の6.5%がこれまでの最高。松本・相葉ドラマに視聴率は及びませんが、犯人グループメンバーのネタばらしなど、これまでのシリーズと同じ手法にもかかわらず、放送後は毎回ネットが盛り上がっています」(前出・関係者)
嵐は今年5月に、来春ごろにコンサートツアーを行い、終了後に解散すると表明しているが、注目度はもちろん、人気が落ちる気配は微塵もない。
「いずれも嵐メンバーが出るドラマなので、CMスポンサー集めは苦労しませんが、さすがに同じクールに3人が被るとは思いませんでした。マネジメント体制が大きく変わったことが影響しているのでしょう。嵐のメンバーのドラマとなれば、制作サイドも絶対にコケられないという意気込みで、それなりの企画を用意するので、当たるのは当然です」(広告代理店関係者)
ほかに、相葉はバラエティー番組「相葉マナブ」(テレ朝)、「嗚呼!!みんなの動物園」(日本テレビ)、関東ローカルの「相葉◎×部」(フジテレビ)のMCをこなし、櫻井は06年から日テレ系のニュース番組「news zero」の月曜キャスターを務め、以後の同局の夏季冬季五輪のキャスターを歴任。TBS系でお笑いタレント・有吉弘行(51)との冠番組「櫻井・有吉 THE夜会」を続けている。
「グループとしての嵐の活動休止後、旧ジャニーズで史上初となる同日CDデビューを果たしたSnow ManとSixTONES、timeleszらが台頭し、いずれも民放キー局で冠番組を持ち、メンバーたちもソロで活躍しています。しかし冠番組も、メンバーのドラマの視聴率も、嵐のメンバーたちを脅かすほどではありません。そもそも、現在のSTARTO社の屋台骨となっている3グループの活躍はここ5年以内。グループとして1999年にデビューし、メンバー個々がさまざまな活動で歴史を刻んだ嵐のメンバーたちとは、活動歴が違い過ぎるのです」(芸能記者)
[2/3ページ]


