メジャー関係者が熱視線を送る「村上宗隆」の“懸念材料”とは? 「MLBで辛酸をなめる可能性がある」
関係者が口をそろえる“懸念材料”
元メジャーリーガーの井口資仁(ただひと)氏は、こう語る。
「メジャーのスカウト陣は、村上選手の打球スピードを高く買っています。本塁打を期待できる上、安定した高打率も残せる打者です。また、技量のみならず、25歳という若さにも魅力を感じているようですね。すでに、レッドソックスの吉田正尚選手(32)やシカゴ・カブスの鈴木誠也選手(31)よりも評価は高いです」
ちなみに吉田の年俸総額は5年で9000万ドル(約132億円)で、鈴木は8500万ドル。このままいけば村上も破格の待遇にめぐまれそうだが、関係者が口をそろえる懸念材料もある。
「MLBでサードを守るには、ボテボテのゴロをめがけて猛ダッシュし、グラブではなく素手で球をキャッチして、そのままファーストへランニングスローできなければなりません。村上選手にそのような瞬発力と地肩の強さがあるか。この方面で辛酸をなめる可能性はありますね」(同)
新天地はいずこ。
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