「搾乳しないと母乳で服が濡れて…」 議長になった「美人過ぎる市議」が明かす人知れぬ苦労
国政転身は「考えらえれない」
無論、政治家ならではの苦労もあった。
「妊娠5カ月のときに4期目の市議選があり、安定期に入る前だった」
出産までもまたひと山。
「予定日だった日は生まれそうになかったため、本会議に出席しました。休むことはできましたが、採決に加われるのなら可能な限り審議に参加すべきだという考えでした」
お腹の中で審議を聞いていたはずの子は、後日、無事に産声を上げた。が、
「出産後は搾乳しないと母乳が漏れて服が濡れてしまうので、市議会のフロアのほぼ使われていなかった部屋にテーブルと座布団を設置し、そこで議会中継を議会配付のタブレットで見ながら搾乳していました」
藤川氏といえば、10年の参院選の際に国政進出が取り沙汰されながら、本人が固辞した経緯がある。議長の座を経て、愛娘も5歳と物心つく年齢を迎えた現在、満を持しての国政転身は念頭にないのだろうか。
「青森選出の国会議員は、津島雄二先生(元厚生相)や大島先生など偉大な先生方ばかりで、自分が国政へというのは考えられませんでした。来年小学校に入る娘を八戸で育てたいと思っており、平日は東京、週末は地元に戻るという国会議員の先生方の生活も、私には難しいと考えています」
では、八戸市長や青森県知事を目指すという道は?
「自分の可能性を狭めるつもりはありませんが、今は目の前の議長職に傾注します」
美人過ぎる市長、県知事の姿を見られる日が来るかもしれない。








