内田有紀の20歳年下妹が「本当の姉妹仲」を告白 「“隠し子じゃないか”と言われたことも」

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「普通の姉妹だと思っていた」

 内田の実母は、内田が小学2年生の頃に夫と離婚。その後、医師と再婚して澪奈をもうけた。二人は異父姉妹ということになるが、

「父親が違うことは高校生になるまで知らなかったんです。姉と父の関係もずっと良好で、私と姉は両親が同じ、普通の姉妹だと思っていました。高校1年のとき、テレビが地デジ化される際、母方の祖母の家にテレビの設定をしに行ってあげたのですが、祖母は私が(事実を)知っていると思っていたみたいで“父親が違う”ということをぽろっとこぼした。そうなんだって、そのとき初めて知りました」

 それでも姉妹の仲がギクシャクすることはなかった。

「姉のことは小さい頃からずっと“ねえね”と呼んできました。年が離れていたのでけんかもしないし、仲も良く、私にとっては大好きな姉なので、何も変わりませんでした。私の高校時代にはわざわざ文化祭に来てくれたこともありますよ」

姉の役作りの参考に

 なぜ芸能界に?

「第一線で活躍する姉の影響もありますが、子供の頃、セーラームーンのミュージカルのビデオを擦り切れるまで見ていて、キラキラした世界への憧れもあった」

 高校を出て日大芸術学部映画学科演技コースを卒業。在学中は東京・中央区のミス中央にも選出された。

「今年3月からは静岡県のFM伊東でパーソナリティーをしていて、東京から伊東市に移住した両親の元に転居しました。この家に姉も遊びに来ますし、お盆や正月や誕生日などのイベントごとに会っています」

 こんな逸話もある。

「ドラマ『最後から二番目の恋』シリーズで姉が演じる長倉万理子は“澪奈を参考にしたんだよね”って言われました。内気な役で、家族だんらんの場で自分だけ携帯を見ていたりして、私に似ている部分が結構ありますね。姉はといえば『ドクターX』のサバサバした麻酔科医・城之内博美に素が近いと思います」

 長く慕う“ねえね”が誰よりも期待する妹の活躍――。

週刊新潮 2025年8月14・21日号掲載

ワイド特集「なぜ日本人は間違えたのか」より

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