夏の甲子園 高校野球のルールを2つも変えた「二度と見られない伝説の死闘」

スポーツ 野球

  • ブックマーク

 投球制限、タイブレーク、DH制などに加え、7イニング制も検討されるなど、毎年のように新ルールが導入されている高校野球だが、1998年夏の準々決勝、横浜対PL学園の延長17回の死闘は、高校野球のルールを2つも変えた試合として長く記憶されている。【久保田龍雄/ライター】

 同年、“平成の怪物”松坂大輔(元西武など)をはじめ、超高校級の選手を多く揃え、春のセンバツを制した横浜は、史上5校目の春夏連覇をかけて甲子園に乗り込んできた。

 この“東の横綱”に対し、“西の横綱”と並び称された最大のライバルがPL学園だった。...

つづきを読む