広末涼子に石原さとみも演じた「女沖田総司」 抜てきされたのは元AKB48“シアターの女神”
男性キャストに囲まれて
天才剣士の役回りだけに、劇中は刀を手に激しく立ち回るシーンが登場する。
「殺陣が初心者だったので、動きや所作を体になじませるのに時間がかかりました。演じていくうちに、総司として刀を振らなきゃいけないことに改めて気付いたり。殺陣をこなしながらセリフを言ったりとやることがいっぱいあって、苦戦しています」
他の登場人物は、美貌の総司に言い寄る坂本龍馬や新撰組局長の近藤勇など。村山以外のキャストはすべて男性で占められている。
「私はシンプルに人見知りなので、最初の頃は稽古で分からないことなどをため込んでいました。でも、共演者の方々は稽古の際に積極的に会話に加えてくれたり、時にはアドバイスをしてくれることも。舞台を良くするために、みんなで試行錯誤するのがとても楽しくなりました」
先の岡村は、そんな村山に大きな期待を寄せる。
「通算1300回以上の公演を通じて観客と生きてきたアイドルです。歌やダンス、演技は一級品ですから、つかの世界を真っ直ぐに生きてくれると思います」
つかさんの死去から15年。名作舞台は形を変えて、再びファンを魅了できるか。





