かつては「女人禁制の3K職場」も…注目される「女性漁師」の活躍 深刻さ増す“人手不足”と“高齢化”の救世主となるか

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 海を生業の場とする「漁師」といえば、津軽海峡の荒波に揉まれ、一本釣り漁船を操りながらマグロを追う青森県大間の漁師や、長期間にわたって世界の海洋を大人数で航海する遠洋漁船の乗組員などが頭に浮かぶはずだ。いずれにせよ、頑強な身体つきのたくましい男性をイメージするのが一般的だろう。だが近年、目立つようになってきたのが若い女性漁師の活躍だ。それも、どちらかというと華奢なタイプが多く、「本当に漁師なの?」と疑ってしまう女性漁師も少なくない。上下関係の厳しい男社会、「3K職場」とも言われる漁業現場にも、ジェンダー平等の兆しが見え始めたのか。...

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