「公明」ジリ貧でピークの898万票から521万票に 5年前の世界的事件が
選挙サポートは功徳に
永田町で公明はその役割を終えたのではないかとの見方も浮上していた。
「少なくとも当事者の中でそのような考えはないようですね。今後も自民と連立を組み続けるでしょう。選挙をサポートする活動は功徳になる、それが世界平和や人々の幸福を実現し、現世利益につながっていくという学会の考え方は変わらないというか、信仰と結びついていますから。組織引き締めのためにさらに強められていくのではないかとの見方すらあります。内閣で大臣や副大臣、政務官ポストを得て、政策を実現し続ける必要があるのでしょう」(同)
選挙サポートは功徳――。選挙結果が目標に届かず、学会員による選挙サポート活動が報われないことが今後も容易に想定されるが、現場のやる気にかかわらずしばらくはこれまでと同じ取り組み方が続きそうだ。
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