「7回制導入」なら見られない大逆転も…夏の甲子園で本当にあった“8、9回のドラマ”
第107回全国高校野球選手権大会が8月5日から甲子園で開幕する。7回制移行への流れが急加速し、「野球が違う種目になる」と危機感を抱く声も多いが、甲子園球児の間でも「8、9回の攻防こそ野球の醍醐味」など、約9割が反対というアンケート結果が出たのは、周知のとおりだ。夏の甲子園を舞台に繰り広げられたファンの記憶に残る“8、9回のドラマ”をプレイバックしてみよう。【久保田龍雄/ライター】
「太陽が西から昇った」としか言いようがない、まさかの大逆転劇が見られたのが、1998年の準決勝、横浜対明徳義塾である。...

