連日の猛暑でも「24時間テレビ」はマラソンを決行? 「やす子」で延命した「オワコン企画」の是非
救世主となったやす子
「昨年のチャリティーマラソンの成功により『24時間テレビ』を救った功労者こそやす子なのですから、今年、起用しないというのはあり得ません。今回も児童養護施設の支援企画になるのかはわかりませんが……」
昨年の世帯視聴率は12・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、3年ぶりに12%台となった。
「昨年の成功で『24時間テレビ』は救われたのです。それだけに今年はプレッシャーがかかっていると思われます。新たに設けられたチャリティーパートナーの人選も、若い世代に人気のタレントを集めていると思います。13歳から49歳のコア世代を狙っているのがはっきりしていて、人気という面では文句なしです。発表後に浜辺と永瀬の熱愛報道があったのは想定外だったとは思いますが、それも話題となるかもしれません」
2年ぶりとなる旧ジャニーズ事務所のタレント起用についてはどうだろうか。
「チャリティーパートナーの1組として起用したのは評価していいと思います。国分太一の『ザ!鉄腕!DASH!!』降板を引き合いに批判する声もあるようですが、キンプリへのオファーが先だったと思います。ちなみに、日テレはSixTONES推しといわれていますが、彼らはメンバーが6人もいるので、チャリティーパートナーの1組としてははまりにくかったのかもしれません」
キンプリが2021年の「24時間テレビ」でメインパーソナリティーを務めたとき、メンバーは5人だったが、今は2人だ。
「問題はチャリティーマラソンで誰が走るかでしょう。昨年のやす子のような救世主ランナーはなかなか出てくるものではありません。ましてや年々酷暑がひどくなる中、長年にわたり練習から本番までをサポートしてきたランニングプロデューサーの坂本雄次さんですら、この暑い時期に走り続けることに苦言を呈するなど批判の声も大きく広がっています。視聴者的にはチャリティーマラソンは“オワコン企画”でしょうから、これにどう対処できるか。今年のほうが『24時間テレビ』の存続に関わってくるのかもしれません」
救世主は現れるのか?
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