12球団で唯一「勝率4割未満」のヤクルト 監督交代論の前に先行する高津監督への同情論
長期離脱者が続出
日本のプロ野球(NPB)は26日から後半戦を迎えるが、それは来季に向けた新体制が固まり始める時期でもある。両リーグで唯一勝率4割に満たないセリーグ最下位のヤクルトは借金(負け越し)22、首位阪神とのゲーム差は20で、1年契約の高津臣吾監督の去就が注目される。リーグ連覇後、今年も含めて下位に低迷を続ける球団内でくすぶっている点についてもお伝えする。
今季のヤクルトの低迷理由について「故障による長期離脱者の続出」をあげる関係者は少なくない。前半戦終了時点で一軍登録を外れている主だった戦力は、塩見泰隆、村上宗隆、長岡秀樹、ドミンゴ・サンタナ、茂木栄五郎、石山泰稚、田口麗斗、高橋奎二といった面々になる。...

