「コロナワクチンを拒否して、1日30錠”水素サプリ”を」 サプリ販売会社が「千葉真一さんの豪邸」を5000万円で購入していた!
【全2回(前編/後編)の前編】
4年前に急逝した千葉真一さん(享年82)が晩年を過ごした自宅を今春、人知れず購入した人物がいる。千葉さんとは“深き因縁”のある実業家とされ、「水素サプリメント」なるものを販売する会社を経営しているというのだが……。
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【実際の写真】千葉真一さんの「山の中にそびえる豪邸」 幼い真剣佑&郷敦との貴重ショットも
豪邸のアトリエで元マネージャーが自殺
千葉県君津市の山中に建つ、延べ床面積400平方メートルを誇る一軒家を、千葉さんが「ついのすみか」に決めたのは今から約6年前だ。
友人の一人が振り返る。
「周囲に民家もない、文字通りの“ポツンと一軒家”ですが、彼はなぜか気に入り1700万円で購入しました。しかし築25年ほどたっていたため、傷みの激しい箇所も目についた。すると彼のスポンサーの一人が内装を買って出て、半年かけてリフォームし、豪邸に生まれ変わらせたのです。趣味の油絵を描くためのアトリエもしつらえ、快適で静かな環境に彼も満足していました」
千葉さんが愛でた居宅は亡くなった後も関係者によって管理されていたが、昨年10月に悲劇が起きる。千葉さんの元マネージャーがアトリエ内で自殺したのだ。
以来、地元の不動産業者の間で“事故物件”として認知されるも、今年3月になって、福岡に本社を置く「水素サプリメント」を販売する感謝株式会社が突如購入。5月に同社は旧千葉宅を本店所在地に登記変更した。
さらに代表の川畑秀雄氏(56)は6月以降、自身のSNSに元K-1王者で格闘家のピーター・アーツ氏(54)やサッカー元日本代表の奥寺康彦氏(73)などと自宅内でくつろぐ姿を次々とアップし始めたのだ。
「俺は水素を飲んでるからコロナにはかからない」
千葉家の関係者が明かすには、
「禎穂(さだほ)さん(千葉さんの本名)が新型コロナによる肺炎で亡くなったのは2021年8月です。実は病院に運ばれる直前まで飲んでいたのが感謝社の水素サプリメントでした。彼は副反応を心配してワクチン接種を拒否した代わりに、コロナと診断されて以降は水素サプリを1日30錠飲んでいました。けれど亡くなる数日前、複数の知人に電話して“退院したらワクチンを打つ”と話していたのです」
同社のHPを見ると、量子力学を取り入れた「神様の水素」(5万5000円)なる商品がトップに掲載され、千葉とのツーショットなどを映したユーチューブ動画も公開されていた。
「巨漢で坊主頭の川畑氏は、一度見たら忘れられない風体の人物です。禎穂さんが知り合ったのは10年以上前で、一時は広告塔を務めたこともあるほど、彼は水素の効用を信じていました。コロナ禍が始まっても“俺は水素を飲んでるからコロナにはかからない”と豪語していたほどです」(同)
直撃に対し、購入金額は「5000万円以上」と回答した川畑氏。千葉さんとの関係や、購入に至った経緯については、後編【水素サプリ販売会社代表が「千葉真一さんの豪邸」を5000万円で購入していた! 「ご子息の新田真剣佑と眞栄田郷敦とも関係は良好」と豪語】に詳しい。