「ホスト」ドラマ乱発で視聴者がソッポか ラウール起用のフジ新ドラマが大コケの予感
木曜劇場「愛の、がっこう。」
初回から大コケの予感が漂った新ドラマがある。俳優の木村文乃(37)が主演し、Snow Manのラウール(22)が共演するフジテレビ系木曜劇場「愛の、がっこう。」(午後10時)だ。(※以下、ネタバレを含みます)
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10日に放送された第1話の視聴率は、世帯4.7%、個人2.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。4月期の同枠で放送された芳根京子(28)主演ドラマ「波うららかに、めおと日和」の初回視聴率が世帯5.9%、個人3.2%だったのに比べると“ガクン”と下がってしまったかっこうだ。
今や人気絶頂にあるSnow Manのメンバーであるラウールを担ぎ出したフジとしては、大きな誤算だったのではないか。
テレビ誌ライターがこう指摘する。
「第1話が放送された10日のフジは、木村とラウールで“ジャック”された状態でした。2人は朝の『めざましテレビ』、『ノンストップ!』、昼の『ぽかぽか』に出演して生トークを披露。特にラウールは下積み時代の苦労や、Snow Manメンバーとの秘話を披露するなど、番宣に一生懸命でしたが、初回への効果は限定的だったようです」
木村は堅い家庭で育った融通のきかないまじめ過ぎる高校教師・小川愛実役。一方、ラウールは義務教育を満足に受けていない美貌のホスト・カヲル役。愛実がカヲルに言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で、次第に距離を縮めていきやがて愛が芽生える、という純愛ストーリーだ。
第1話は、失恋の果てに海に飛び込んだ愛実が高校教師となり、ある日、反抗的な生徒のホストクラブ通いをきっかけにカヲルと知り合う。カヲルに漢字を教えることで愛実は希望の光を得るという筋書きだった。まさしく「愛(愛実が教師)の、がっこう(カヲルが生徒)」が描かれたというわけだ。
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