驚異の「縦スラ」で4奪三振の「大谷翔平」と、マイナー行き不可避の「佐々木朗希」に米メディアは「残酷な明暗」を指摘 元プロ投手は大谷の「ストイックな姿勢」を称賛

スポーツ 野球

  • ブックマーク

本当の復帰は来季!?

「現在のスポーツ医学では、『3回目のトミー・ジョン手術はリスクが大きく、復活は難しい』というのが定説です。つまり大谷選手は今回のパワーアップで終わりであり、3回目はないのです。そう考えると、ドジャースは二刀流の復活に慎重な姿勢で臨むのではないでしょうか。具体的に今シーズンなら、たとえワールドシリーズに出場できたとしても、大谷選手が先発することはないと僕は考えます。大谷選手が二刀流をフル稼働させるのは来シーズンであり、その時こそ2022年の15勝34本塁打、23年の10勝44本塁打を上回るかもしれません」

 第2回【いまだ復帰のめどが立たない「佐々木朗希」が抱える“心のブレーキ” 元ロッテの先輩投手が「マイナーリーグで必死にプレーすること」を勧めるワケ】では、明暗の“暗”である佐々木朗希の抱える最大の問題点とは何なのか、前田氏の解説をお伝えする──。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。