国分太一の豪邸を訪ねると、沈んだ声色で… “国分抜き”でも「鉄腕DASH」は安泰 「近頃は地方での過酷なロケへの参加頻度も激減」
早くも国分の存在は過去のものに
全力で守る、とは?
「2018年に『イッテQ!』でやらせ疑惑が取り沙汰され、翌19年にBPOから“放送倫理違反があったと言わざるを得ない”と注意されましたが、現在でも“過去の反省を踏まえる”形で番組は続いています。今年3月にも『月曜から夜ふかし』で中国人相手のインタビューに関する捏造(ねつぞう)編集が発覚したばかりですが、即座に謝罪するとともに放送継続の意向を示し、実際、その通りになりました。『鉄腕DASH』についても福田博之社長(64)は、先の会見で継続の意向を明言している。城島(茂・54)くんと松岡(昌宏・48)くんも、今後はそれぞれ一タレントとしての出演が続くでしょう」(前出の日テレ関係者)
浮かび上がるのは、もはや“国分抜き”で話は進み、平穏を維持する関係先も少なくないということだ。
TOKIOがPR事業を担ってきた福島ではもとより、さして実のある仕事をしていなかったようだが、震源地となった日テレでもまた、早くも国分の存在は過去のものになりつつあるという。
「6月27日に開かれた親会社の日テレHDの株主総会でも彼に関する質問はわずかで、荒れることもなかった。それはそうでしょう。その日の日テレHDの株価は3290円。1年前の2343.5円から1000円弱も上昇しているのですから」(日テレ関係者)
そして、こんな感想も漏らすのである。
「思えば“国分は何をしてたんだっけ?”という印象です。特に近頃は『鉄腕DASH』の売りである地方でのキツいロケへの参加頻度も激減していた。その穴は(旧ジャニーズ事務所の)『STARTO ENTERTAINMENT』所属の若手が十分に埋めてくれています。番組内の企画“DASH島”では『SixTONES』の森本慎太郎(27)が、“0円食堂”では『Aぇ! group』の草間リチャード敬太(29)が、それぞれ大事な役を任され、十分に安定した仕事ぶりを見せている」(同)
都内の豪邸を訪ねると……
無期限活動休止を発表して以降、雲隠れを続ける国分。6月29日の夜、彼が3歳下の妻と娘2人と共に暮らす都内の豪邸を訪ねると、窓からは煌々と明かりが放たれていた。
当人に、一連の経緯への見解を聞くべくインターホンを鳴らすと、
「はい……」
男性が沈んだ声音でこう応じた。
取材である旨を伝えるとガチャリと切れてしまった。
国分は自身の不始末そのものよりも、むしろ自らが不在でもなお揺るぐことのない“業界”の姿に今、苦い思いをかみしめているか。
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