【べらぼう】橋本愛が演じる蔦重の妻「てい」 史実でも“奇妙なメガネ”をかけた堅物だったのか
蔦重をかたくなに拒んでいた堅物女性
天明3年(1783)9月、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は念願かなって、日本橋通油町に進出することができた。売りに出されていた地本問屋(江戸で出版された大衆向けの本や浮世絵をあつかう出版業者)の丸屋を買い取ったのである。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第25回「灰の雨降る日本橋」(6月29日放送)。
「吉原者は市中の家屋敷を手に入れてはならぬ」というお達しがネックだったが、それは田沼意知(宮沢氷魚)がなんとかしてくれることになった。...