「グループLINEはあるが、仕事以外の話はしない」 国分騒動でわかったTOKIOメンバーの“知られざる関係” 電撃解散は「松岡の怒りが凄まじかった」
7月2日、株式会社TOKIOの廃業が発表された。6月25日のグループの解散発表を受けてのものだ。メンバーだった国分太一による「コンプラ違反」が発覚したためだが、31年間の長きに亘って活動してきた人気グループだけに、事案発覚からわずか5日後の解散決断は、世間をおおいに驚かせた。そこからわかった彼らの知られざる人間関係とは。
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またかTOKIO
日本テレビが国分のコンプラ違反を発表したのは、6月20日。同時に株式会社TOKIOが国分の無期限活動休止を発表した。そのわずか5日後、TOKIOが今度はグループの解散を公式HPで発表。1994年にデビューして以来、30年余りの歴史に突如、幕が下ろされたのだ。
芸能関係者も驚きを隠さない。
「不祥事自体は重大なものだとしても、グループや他のメンバーとはまったく関係のない、国分自身の過ちです。それだけにまさか解散するとはビックリしました」
その2日後の27日には、松岡昌宏が愛知で行われた主演舞台の初日リハーサルの後に取材に対応。
「日テレの会見を見て、これ以上TOKIOを名乗るわけにはいかないなと判断した」
「株式会社TOKIOを設立した時、あと1人でも欠けることがあれば終わりと決めていた」
「ファンのみなさまも“またかTOKIO”と。限界だなと感じました」
と解散の理由を説明した。
デメリットが大きい
しかし、TOKIOはなぜここまで早いタイミングで、解散を決断したのか。
「松岡は会見で、24日までに城島(茂)と話し合い、解散を決めた。国分には電話で伝えただけ、と言っていた。コンプラ違反の内容についても聞いていない、と。しかし、さすがに何も知らないのに、コンプライアンス違反で謹慎をしたからといっていきなり解散というのは、関係者などのことも考えればさすがに乱暴すぎる。細かい事情も把握せずに解散を決め、電話一本で伝えるというのは、相当不自然に聞こえます。ある程度のことは把握していたと考えるのが普通の見方。しかし、知っていると言えば、それについて問われ、答えられないとなると、隠蔽とも取られる恐れがある。表向きは“何も言えない”といわざるを得なかったのではないか。その上で、解散という重い判断を下したものと思われます」(同)
そのココロは、
「今回の事案はセクハラと見られています。日テレの福田社長の会見によれば、コンプラ違反は複数だ、と。しかし、それはわかっているだけで複数ということなのです。まだ日テレも把握しきれていない被害があり、被害者の中には、すでに会社を辞めた人もいる可能性がある。報道されているよりさらに酷いコンプラ違反を行っていた可能性もゼロではありません。その状況において、被害者にTOKIOの対応が甘いと見られてしまえば、新たな告発が出てくるかもしれない。『Me too』が起これば、国分の問題ではなく、今度はTOKIO全体の判断、城島や松岡の判断の責任も問われることになります」(同)
それを防ぐために、一番重い解散という判断を下したのでは、というのである。
「そうすればTOKIOの名にもう傷はつきません。そもそも、城島も松岡も、TOKIOの看板がなくてももう十分に食っていける。実際、今回の件で彼らの責任を問う声は皆無ですし、被害者が出たはずの『ザ!鉄腕!DASH!!』ですらも番組継続となっていますから。逆に言えば、TOKIOを存続したところで、たった2人のグループで活動することに何の意味があるのか、ということ。彼らにとっては、TOKIOを残すことにはプラス面よりもデメリットの方がよほど大きいということです」(同)
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