石破は「日陰で咲け」、前原よ「なんで維新に?」、野田には「もう退け」… 松山千春がツアーで政界一喝
「何でお前が維新にいるわけ?」「元総理だってでっかいツラすんじゃないよ」
批判の矛先は各党の姿勢にも及ぶ。
「日本維新の会の前原(誠司)さん。何でお前が維新にいるわけ?考え方全然違うんだろう。それなのに何で維新の共同代表なんかやっているわけ?わけわからんね。立憲民主の野田(佳彦)さん。『私は総理をやっていた』。そんなの誰も知らんよ。お前、勝手に元総理だ、元総理だってでっかいツラすんじゃないよ。それよりも早く若い連中にバトンタッチしろ、そうしないと、立憲はもう立ち直れないぞ!共産党。残念ながら俺は共産主義には賛同が出来ないんだ。俺は自由で民主主義がいいからな。もちろん、この他にも、いろいろな政党があるし、一つ一つ言うのは何ですが、果たして、そういう野党に未来を語ることが出来るのか……。ま、選挙が近くなれば、テレビやラジオもそうなんだけど、報道機関ってやつは選挙前にはな余計なこと言えないんだよ。『石破さん生ぬるい』とか、『玉木さん何言ってんだ、不倫していたんだろ、山尾(志桜里)のことをガタガタ言える立場かな』とか……、そんなこと言っちゃダメだからな」
未来の日本を憂いながらも、最後は有権者に対しても「選挙権を持ってる方々は、ぜひとも投票行動、行ってもらいたいなと思う」と述べ「自分は必ず投票は済ます。不在者、期日前投票になってしまいますが、それでも自分の1票は、もちろんあっという間に日本が変わるとは思ってません。しかしこの1票が、どこか違った方向へ行ってくれないだろうかと思いながら、投票はさせてもらいます」
政治的発言を避けるアーティストが多い中で、千春は大胆に意見を言い放つ。今回のツアーでも「コンサートだから」とは言いつつも、参院選を前にしたタイミングもあってか、いつになく政治に対して持論を繰り広げたが、そんな千春の一言一言に会場からは拍手が巻き起こっていた。




