「馬乗りになって殴られ、顔は血だらけに…」 歌舞伎界のサラブレッドのDVを妻が告発 「支払うことになっていた500万円も振り込まれていない」

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「500万円ほど振り込まれていない」

 家を出て以降、梢さんは弁護士を通じ、金銭面での問題の解決に向けて児太郎側とやりとりしていた。

「最初の暴行の後、彼はおわびの印に、私の家族のために家を買う約束をしました。ところが買った家の名義は彼で、一括での購入のはずがローンでの支払いになっていた。まだローンも残っています。また、私の生活費や二人での外食費も彼が振り込むことになっていましたが、500万円ほど振り込まれていません」(梢さん)

 金銭問題について、児太郎サイドはこう回答する。

「梢さんにけがを負わせてしまい、お母様より、第三者に他言しない条件としまして、数千万の金銭を要求され、その後、梢さんの生活費のみならず、お母様と妹様の生活費として毎月合計数百万及び戸建の購入を求められたのは事実でございます。ただ、お金の工面がどうしてもできず、今年に入り支払いができなくなっております。児太郎としては(中略)精いっぱい努力していましたが力不足でございました」

 梢さんの“傷”はまだ癒えてない。

「事件の後、私は適応障害で心療内科に通院せざるを得なくなりました。こうしたダメージへの慰謝料も支払ってほしい。未解決の問題を処理してから、離婚しようと思っています」(梢さん)

 前編【「娘の顔は腫れ上がり、洋服は血だらけで…」 歌舞伎界のサラブレッドの凄絶DV 妻とその母が告発 「“お前とお前の家族もつぶす”と脅されたことも」】では、児太郎によるDVについて、その全容を被害者である妻とその母が明かしている。

週刊新潮 2025年6月26日号掲載

特集「極秘結婚と凄絶DVを妻が激白 歌舞伎役者『中村児太郎』が本誌記者に嘘八百」より

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