4年間で講義は“わずか2回” 「福原愛」が青森大学「客員准教授」を退任していた 

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 元卓球選手の福原愛が青森大学の客員准教授に就任したのは、2021年の11月。以来、毎年契約は結ばれていたが、今年度はそれが更新されていなかったことがわかった。4年間で講義が行われたのはわずか2回。福原の「客員准教授」のキャリアにはピリオドが打たれることとなった。

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「刺激になれば」

 福原は同大の系列校である、青森山田中学、高校の出身だ。その縁があり、同大の客員准教授に就任した。

 当時の報道によれば、大学側が「これまでの経験をぜひ学生に伝えてほしい」と依頼。福原も「青森は第二の故郷。自分が学んできたことを伝え、それぞれの人生の刺激になれば」として辞令を受け取り、特製の卓球台も寄贈した。任期は翌年の3月末までで、その後は1年毎に更新していくこととなっていた。

 しかし、肝心の授業がなかなか始まらない。

 ようやく初めて教壇に立ったのは、就任から1年半が過ぎた2023年の6月だった。「じょっぱり経済学」という全15回の講義の第8回目を担当。「私とオリンピック」というテーマで、アテネ大会からリオ大会まで出場した4大会の体験を振り返り、五輪で獲得したメダルも披露したという。

好評でした

 そして「一年ぶりに教壇に立った」と報じられたのは昨年8月のこと。「女性自身WEB」によれば、講義があったのは1年前と同じ6月で「じょっぱり経済学」のうちの1コマ。テーマも同じ「私とオリンピック」だったという。

 同大の広報担当者は、

「履修している学生たち約200人のほとんどが出席しました。元選手ならではの目線の講義で、好評でした」

 とコメントしている。

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