4年間で講義は“わずか2回” 「福原愛」が青森大学「客員准教授」を退任していた 

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契約が成立しません

 そして、今年度である。福原はこの6月も教壇に立ったのか。同大に問い合わせると、

「今年度は契約を更新しておりません」

 との回答が。

 更新しなかった理由は?

「互いのスケジュール等が合わない場合は契約が成立しません」

 就任以来、何回講義を行ったのか?

「2回です」

 報酬はどれだけ支払ったのか?

「契約の詳細や報酬額につきましては、お答えは差し控えさせていただきます」

 退任していたことがわかったのである。

刑事告訴も

 福原にとって、同職を務めていたこの4年間はまさに転落の期間と重なる。

 2016年に台湾の元卓球代表選手・江宏傑氏と結婚した福原は、翌年長女を出産し、2018年に現役を引退。さらに翌年には長男を出産した。当初は、中国のネット番組に夫婦で出演し、カメラの前でキスを61回も繰り返すなど、夫婦仲は超円満に見えたが、2021年には自らの不倫が週刊誌に報じられる。その年、離婚が成立したが、2人の子の親権を巡って争いが始まる。長男を連れて日本に帰国した福原に対し、江氏が家裁に引き渡しを申し立て、さらには未成年者誘拐罪で刑事告訴するなど泥沼の闘争となったが、昨年3月に和解が成立した。

 こんな時期だったから、講義どころではなかったのかもしれない。そしてようやく事態が落ち着いたその翌年には、契約は更新されなかったというわけなのだ。

未だ肩書きは……

 一連の騒動を受けて、福原は仕事が激減。昨年のパリ五輪や今年の世界卓球でも解説の仕事は来なかった。現在はSNSで中国人向けの発信をしたり、中国や中国人関連の番組やイベントに出演したりするのが活動の中心となっている。今回、「第二の故郷」と述べた地での仕事も無くなり、今後はますます“中国傾斜”が強まっていきそうだ。

 一方で、福原の提携先の芸能事務所のHPにある現在の経歴には、未だ「青森大学客員准教授」の肩書きが記載されている。

 福原の個人HPに本件退任について問い合わせたが、期日までに回答は来なかった。

デイリー新潮編集部

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