交際期間はなんと15年! インスタのフォロワー6万人の美女ドライバーを射止めたお相手とは

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 人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。

 そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。

 今回登場していただくのは、ドリフトドライバーの高橋雄一郎さん(48)と粟野如月さん(37)。知り合って17年、入籍して2年の時を経た二人の新たなステージとは……。

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ドリフトカーでデート

 2008年1月、幕張メッセで行われた「東京オートサロン」。雄一郎さんはドリフト競技のドライバーとして来場し、同い年の仲の良いドライバーが若い女性を連れているのを場内で見つけた。まだ20歳前の如月さんだった。

「かわいいな」

「カッコいい人だな」

 互いにそんな第一印象を抱いた。彼は友人ドライバーに「彼女なの?」と確認。「違う」との答えを得て、彼女とmixiでつながり、メルアドも交換した。

 同月17日に初デート。彼女の当時の職場近くへ、終業時に雄一郎さんはドリフトカーで迎えに現れ、その日はお台場で食事をした。何度かそんなデートが続き、自然に交際が始まる。交際記念日は初デートの日だ。

「ドリフト用の車を」と頼んだのに

 如月さんは元々ドリフトレースが好きで、同性の友人を誘い、全国のレース観戦に訪れていた。10年に雄一郎さんと同居を始めたのを機に、自身もレースをしたいと「(市販車を改造した)ドリフト用の車を探してほしい」と彼にお願いした。彼の経験が、適した車を見つけるのに役立つと思ったからだが「探しとく」と言われたまま、一向に実現する気配がない。

 そのまま2年が経過。痺れを切らして「そんなに見つからないの?」と彼を問い詰め、ようやくその本気度を理解してもらえた。というのも雄一郎さんは当時、何人かの生徒を教えていたが「ほぼ全員が途中で辞める。金もかかるし、簡単に考えているんじゃないかと思っていた」からだ。

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