不動産投資歴7年、物件は「まだ見に行ってないんです」グラドル美人投資家が1400万&300万で買った2軒の成果は
大阪を選んだワケ
――不動産投資は投資するお金も大きいですし、怖いイメージもあります。
杉原 もちろん私は未だにそれはあります。株みたいに10秒後に売れるというものではないですし。売るには必ず、人が入ります。私は一人で完結したいと考える人間なので、そこに関してはわずらわしさを感じたり、まだまだ抵抗感もあります。ただお金の置き場所は少しずつ変えた方がいいと考え、不動産を持つようにしました。
私が大阪の物件を選んだ理由には、実家の広島から新幹線で1時間の距離という点、購入当時から「大阪は万博があります」「IRがあります」と言われていたことも大きかったです。将来的にすごく築古になって残ってもワンルームなら自分が住めばいい、旅行に行って泊まればいいという思いもありました。
あと家族に引き継いで資産として渡してもいいという思いもあったんです。最初の物件は団体信用生命保険を使っていないので意味はないですけれど、通常は団体信用生命保険を使って購入するので、自分に何かあった時の保険代わりで購入される方も多いと思います。
――これまでトラブルらしいトラブルは?
杉原 何にもないですね。コロナ禍で1回、網戸が壊れたから直してくださいと言われたくらいです。それも管理担当の方から「いくらかかりますが、直していいですか」と電話があっただけなので。この7年間で大阪にすごく大きな台風が来て、川が氾濫するとニュースで言われていたので心配で電話したんですけど、担当の方が「そのエリアは大丈夫ですよ」といってもらって安心できました。
2軒目は都内近郊の築古物件
――そこから2件目を今度は都内近郊で物件を購入します。
杉原 都内近郊の物件は中古の築古が得意な会社さんを通して300万円ほどで購入しました。私より年上の昭和50年くらいの物件で、リフォームする前は「ドラえもん」みたいな古い押し入れで、お風呂もシルバーのお風呂でした。予算もないので水回りは直さず、100万円以内でリフォームしました。
――そもそもなぜ築古の中古物件を購入したんでしょうか。
杉原 築浅だと6畳ワンルームでも2,000万円が当たり前に必要なんです。そうした不動産を持っていると、そちらに資金が取られちゃって嫌だなと思ったんです。もっと手軽に始められる投資法が不動産でもないかと思って、見つけたのが中古物件のリフォームでした。300万円で始められるということで、女性の方でもやってみようと思う方もいらっしゃるのかなとも考えて。
リフォームした後は貸す、売るのどちらも考えていたんですが、そのまま買いたいという人が見つかったのでその人に売却しました。それで300万円くらい利益がでました。物件は東京都と千葉の間くらいの位置にあったんですが、2路線使えて、都内にも電車通勤できる場所だったんです。不動産の立地が良いところだったら利益を取れるんだなと思いました。
――リフォームしてすぐに物件が売れるものなんですね。
杉原 それも不動産会社さんが入ってくださっているので、そういう情報を出してくださって、私が客付けをしたとかではないんです。物件との巡り合わせよりも、信頼を置ける仲介業者の方に巡り合うことの方が不動産は大切なのかなって思います。リフォームの際のフローリング業者さんを見つけるにも、不動産会社さんからよい業者さんを教えてもらえたので。
株では全部自己責任で決めなければいけないですけど、不動産はプロの方々がある程度導線を作ってくださるケースが多いので、初心者の方、会社員の方であればもしかしたら株よりも始めやすいかもしれないです。
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