自民党議員の「歴史書き換え」発言が物議 “ひめゆり学徒隊”の生存者が本当に伝えたかったこと(古市憲寿)

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 自民党の西田昌司参院議員の「ひめゆり」に対する発言が話題になった。発端は5月3日に那覇市で開かれたシンポジウム。西田議員は戦後の教育が間違いだったとの認識を示した上で、「ひめゆりの塔に何十年か前にお参りに行った」という話を始める。「あそこ、今はどうか知りませんけど、ひどいですね」「歴史を書き換えられる」と発言、日本軍が入ってきてひめゆりの部隊が犠牲になり、アメリカ軍によって沖縄が解放された、などといった歴史観を問題にした。この西田発言は大炎上し、撤回と謝罪に追い込まれる。...

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