他の風俗嬢が「NG」とする客がお得意様に 34歳・宗教2世「特にピロートークがすごく重要」
まりてん・インタビュー第4回
逆ナンパで他人の本音を引き出す快感に目覚め、そのまま風俗嬢へ。インフルエンサー・まりてん(34)がベッド上で追い求めるのは、客の「心のコア」に触れ、「ドロッとした本音」を引き出すことだった。他の風俗嬢たちが「NG」とする客が、むしろ「お得意様」になっていったという。そのトーク術とは。(全5回の第4回)
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【写真】イケイケにハイボールを手にするまりてん。学生時代の貴重ショット、うっとり見つめる姿も
大学時代、逆ナンパを通して様々な男性と出会い、自分とは違う世界の人の内側、本音や矛盾を知ることに快感を覚えていました。
風俗の世界に足を踏み入れたのは大学4年生の時。悪友が風俗を始めたことがきっかけです。最初は「危ないからやめなよ」って言っていたんですけど、なんとなく楽しそうにやっているように見えたんです。それで、試しに入店してみました。
やってみると、1日目で「自分に合っている」と思いましたね。逆ナンパで自分が「楽しい」と感じていたことが、風俗では簡単に実現したんです。お店に登録すれば、自動的に男性がやってきて、お金も入ってくる。
もう一つ大きかったのは、「罪悪感」がなくなったことです。逆ナンパをしていると、相手が本気になったりすると、「悪いな」と思うことが結構ありました。でも、風俗は「仕事」として割り切れるんです。
私は他の子たちが苦手とする「NG客」と呼ばれる方々も大丈夫でした。NG客とは具体的にいうと、言葉が荒かったり、性格が悪かったり、あとはすごい悪口を言う方ですね。
そういう方々が、私のところにはすごく長く通ってくれていたりするんです。実際、今もすごく応援してくれて、イベントとか手伝ってくれています。別のお店でもNGになりすぎて、もう他に行けなくなっちゃった人ばかりです。
悪口を言う人って、結局弱さがある人だと思うんです。だから、まず安心させてあげることがすごく大事かなって思って接しています。
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