サッカー日本代表“次世代チーム”が海外で物議 「中国では手を抜くなと批判一色」

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久保建英を中心とした“1.5軍”

 サッカーW杯アジア最終予選は、残すところ2試合。われらが日本代表は5日に敵地で豪州と、10日に大阪でインドネシアと戦う。既に本大会出場を決めているから、消化試合である。

「今回のメンバーはこれまでと大きく異なっています」

 と語るサッカーライターによると、

「久保建英(24)を中心とした次世代チームを試します。初選出の7人は、みな久保と同い年生まれか年下です」

 いわば“1.5軍”だが、この布陣が海外で物議を醸しているのだとか。

「対戦相手のインドネシアでは、“なめられたものだ”的な声が散見されつつも、大方は“あわよくば勝てるのでは”“日本よ、ありがとう”と歓迎ムード。ですが、中国はおかんむり。“手を抜くな”“まじめにやれ”と批判一色です」

熾烈な4位争い

 というのも、日本が首位通過を決めたグループCは現在、インドネシアが勝ち点9で4位、中国が同6で最下位の6位。5、6位は本大会への道が完全に閉ざされる一方で、3、4位はプレーオフに進める。そう、両国は熾烈(しれつ)な4位争いを繰り広げているのである。

 中国は5日、敵地でインドネシアと直接対決し、勝てば勝ち点で同国と並ぶ。だが、最終節で5位バーレーンに勝てたとしても、インドネシアが日本に勝てば得失点差決着となり、4位以上は絶望的なのだ。ただ、

「日本とて、インドネシアのような弱小国に負けると、世界ランキングがガタ落ちし、本大会グループステージの組み合わせ抽選で不利益を被る恐れが生じます」

 消化試合とはいえ、いろいろと見どころがありそう。

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