「好きか分からない…」 迷う29歳女性の心を動かしたのは「強過ぎる押し」 12歳年下美女とゴールインした男性が明かす結婚ウラ話
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、競輪選手の岩崎ゆみこさん(29)と、同じく競輪選手で元プロ野球選手の北野良栄(よしはる)さん(41)。ゆみこさんの誕生日の2月8日に入籍した。
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「ワ~かわいいなぁ」
2023年6月に開催された四日市競輪が物語の始まり。最終日を終え、名古屋でそれぞれ別のグループで食事予定があるのを知っていた良栄さんが「(2次会で)盛り上がらなかったら呼んで」とゆみこさんに告げた。彼女はインスタグラムのDMで連絡するも、彼は夜中まで気付かない。午前2時、彼が「もう終わっちゃったよね?」と送ると、彼女から「まだカラオケにいます」と返事が。
向かったカラオケ店で男子選手3人の中にいる彼女を見て改めて「ワ~かわいいなぁ」。これが“直球”を連投する契機に。良栄さんが東方神起をマネして歌う姿に涙が出るほど笑った彼女も「こんなオモロい人いるんだ!」と感じた。
翌日もみんなでランチして帰ろうと言った良栄さん。だが本人が寝坊。「先に帰りますね」と連絡した彼女に「次はいつにしよっか」。
「好きだ・かわいい・付き合いたい」と直球一本
当時は彼女が茨城県、彼が愛知県所属だったが、遠距離も何のそのである。彼女が出場する静岡競輪の開幕前の7月12日に食事することになった。
当日に向け、彼が送ったLINEに計算された言葉はなく、好きだ・かわいい・付き合いたいと直球一本。唯一の駆け引き的な内容は「朝、起きられないから起こして」。実際は朝に強いのに「合法的に声も聞けるし、私がいなきゃと思ってもらえたら」ともくろんだ。
12歳上の先輩の言葉に彼女は戸惑い、「直球過ぎて、ふざけてる?からかわれてる?とも考えて。でも、もし本気なら私も思わせぶりなことは言えない」と悩むも「会ってみたい」とは感じた。ただ、面白い先輩としてか恋愛相手としてか、自分でも判然としなかった。
そこで大学以来の親友に相談。「会いたい気持ちがあるならそれを確かめてくれば」と背中を押される。
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