永野芽郁の代打「白石聖」が注目の理由 大河の代役でブレイクした“若手トップ女優”の前例も
大河の代役で飛躍
「もともと関係のある事務所同士ですから、白石の移籍もスムーズだったのでしょう。フラームには昨年、『ゼクシィ』の先輩でもある吉岡里帆が移籍してきました。吉岡は『豊臣兄弟!』にも出演するので、そのラインを事務所もNHKも上手く使ったのでしょう。どちらもあっぱれと言わざるを得ません」
白石にとっても、この代役は大きいはずだ。
「大河での代役といえば、2020年の『麒麟がくる』に出演予定だった沢尻エリカが薬物事件で降板、彼女の代わりに急遽出演した川口春奈が、その後、押しも押される若手トップ女優に躍り出ました。また、18年の『西郷どん』では斉藤由貴が不倫報道で出演を辞退し、南野陽子が代役を務めしました。トップアイドルだった南野も、90年代以降、女優としての活動がメインとなりましたが、近年は単発のゲスト出演が多くなっていました。そこに大河の代役で再び注目が集まり、20年の日曜劇場『半沢直樹』(TBS)に出演するなど活躍の幅を広げました。白石も大河出演でスターへの階段を上り始めることになるかもしれません」
一方、出演を辞退した永野に対しては、同情の声も上がっているという。
「不倫については否定していますし、法を犯したわけでもありませんからね。5月16日に公開された主演映画『かくかくしかじか』は、初週の興行収入が実写の邦画ではトップだそうです。放送中の日曜劇場『キャスター』(TBS)の視聴率も二桁をキープしていますし、初回から第2話にかけて大幅に数字が落ちたのは不倫報道の前ですから彼女の責任ではないでしょう。また、永野が主演した今年の正月映画『はたらく細胞』もヒットしました。そもそも彼女がヒロインを務めた朝ドラ『半分、青い。』は、数字が取れないといわれる現代を舞台に描きながら平均20%超という高視聴率を上げました。数字を持っているし、実力もあるのですから、再起を期待しています」






