アメリカで広まる「労働者はAIに道を譲りなさい」の衝撃…“ホワイトカラー”から置き換えられるとの声も

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どんな人間も他の人間に置き換えられる

 5月11日のウォールストリートジャーナル電子版に「人間不要論」とでもいうべき記事が登場し、驚愕した。タイトルは「誰でも代替可能 上司が労働者に対する新しい考え方 ――自らを成長させ、文句はやめなさい、そしてAIに道を譲りなさい。CEOたちはもはや従業員を才能として称えなくなっている」だ。

 これを読んでいくと、昨今散々言われてきた「AIに職を取られる」や「無能は去れ」といった考えがアメリカで勃興し、「従業員は宝」という考え方が古臭いものになっていることが分かる。...

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