どんな装甲も突き破る!? 米国が断念した最新兵器「レールガン」の開発で「日本が先行」 専門家は「将来的に収益化も期待できる」
開発は日本が先行
これまで課題とされてきた砲身と弾丸の摩擦による劣化対策は、2023年に実施された洋上射撃試験で改善された。しかし、連続発射に耐えられる高出力でコンパクトな電源の開発はこれから。それがクリアされたとしても、実用化までには軌道の計算など、多くの課題が残されている。
そのため、米国はレールガンの開発を事実上、中止に。中国は艦載化には成功したものの、その後の進展は何も報告されていない。
「レールガンの開発では日本が先行しています。将来的に安定した連続射撃が実現できれば、ドローン攻撃に対しても有効な武器になりうる。米国が欲しがるようになると、収益化も期待できるでしょう」(岡部氏)