煩わしい人間関係や交通渋滞とは無縁! 大好きな人や店に会いに行く「旅行以上、帰省未満」という旅スタイルをご紹介
「今度そっちに行っていい?」
血が繋がっているとはいえ、そんなに自分自身の人生を品定めされる場所というのは「帰省」の時ぐらいであろう。だから帰省はホッとする面はあるものの、とにかくウザいのである。
一方、「旅行以上、帰省未満」の場合、このような煩わしいことはない。しかも、その地に戻ってきたら「お帰り」と言われ、歓迎会が開催され、そこから先は連日のようにレクリエーションが待っている。
今回池田さんは、連日の飲み会は当然のことながら、「田植え体験」「釣り」「サクランボ収穫」「唐津の我々の『秘密基地』でひたすらスーパーファミコンをプレイする」といったレクリエーションがあった。
これは、迎え入れる我々としても非常に楽しい話なので、池田さんが帰る時はけっこう寂寥感を覚えた。なんというか、親戚のお兄ちゃんが都会に戻ってしまうという感覚であろうか。池田さんは9月に絶対に戻ってくると宣言し、後ろ髪を引かれる思いで関東に戻っていったのである。
そして、今回のGW、万博やら全国各地の大混雑・交通渋滞のニュースを多々見たが、唐津ではこれらとは無縁だ。だが、池田さんは十分楽しんで帰っていった。万博やアウトレットモール、テーマパークも良いが、大型連休の際は「旅行以上、帰省未満」の場所を訪ねるというのはいかがだろうか。そのためにも、仲の良い知り合いに「今度そっちに行っていい?」と尋ねることから始め、その土地と深い縁を作ると人生がかなり楽しくなる。




