宅配ピザに満足できない“ピザ好き”に教えたい! スーパーの冷凍ピザに「自前のトッピングを爆盛り」という裏ワザで子どもたちも大喜び

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素晴らしきピザライフを

 続いてのオススメはミックスシーフードだ。エビ・イカ・アサリの冷凍だが、一旦冷凍庫から出して解凍し、具がない場所に敷き詰めてしまおう。これで立派なシーフードピザになるのだ。

 そして、もっともオススメするのは、イタリアンソーセージである。「サルシッチャ」の名前で売られていることもあるが、宅配ピザでも定番のトッピングだ。イタリアンソーセージはピザのために存在するのではなかろうか、というほどピザに合う。

 私は佐賀県唐津市の「唐津くん煙工房」の4本入りサルシッチャを購入し、これを全部乗せてしまう。オーブントースターで焼く場合は火が完全に通らないため、事前に細かく切ってフライパンで焼いた上で乗せて再度オーブントースターで焼く。

 648円するが、これを敷き詰めたピザは絶品である。元々のチルドピザと野菜とチーズ・ジェノベーゼソース合わせて1000円ほどだが、とんでもなく満足できるピザになる。

 あとは冷凍ピザも同様のアレンジが可能だ。セブンイレブンの「金のマルゲリータ」にサラミを敷き詰めて食べたこともあるが、これも見事な出来栄えだった。「既製品をそのまま食べるのがいい」と考える人にとっては邪道だが、「正直既製品は具が少ないんだよな」と考える人はバンバン具やソースを足した方がいい。素晴らしきピザライフを!

中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
1973(昭和48)年東京都生まれ、佐賀県唐津市在住のネットニュース編集者。博報堂で企業のPR業務に携わり、2001年に退社。雑誌のライター、「TVブロス」編集者等を経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』『よくも言ってくれたよな』。最新刊は『過剰反応な人たち』(新潮新書)。

デイリー新潮編集部

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