創価学会に激震 「またしても”不適切“と批判された」公明代表の軽すぎる発言
どのあたりが「不適切」なのか
状況を見る限り、そうおかしなアイデアではなさそうなのだが、どのあたりが「不適切」とされたのだろうか。
「自公連立が成立する際には“自民側が頭を下げ”、そうなったという経緯があります。1998年の参院選で自民党が大敗し、政権運営の安定化のため、旧自由、そして公明を与党に迎え入れました。旧自由がその後に離脱し、2003年から自公連立の体制になりました。今や公明との選挙協力なしに選挙で確実に勝てる自民候補はそう多くはいません。今回、国民民主と政党名を明示しないものの“秋波”と受け取られかねないメッセージを送るのは、いくら過半数割れしているからとはいえ、“軽く見られてしまう”ことを快く思わない人がいるのかもしれません」(同)
実際に連立入りとなれば大臣の配分も変わる可能性がある。これは公明党・学会にとっては重大な問題である。
「そういった点も踏まえずに、しかも参院選まで90日を切ったこの時期だったため、“安易でセンスのない発言だった”と厳しく言われているようです」(同)
参院選では改選7議席の死守が至上命令とされる。
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